LTEは長期戦

米市場調査会社In-StatはLTE Device Chipsets: The Workhorses of LTE“”と題するレポートを先ごろ発表したが、これを知らせるプレスリリースのタイトルは「長期にわたる取り組みに備えるLTEチップセットメーカー」(”LTE Chipset Makers Position for Long Term Endeavor“)となっている。
このレポート(有料)によれば、LTEが革新的技術であり、4Gの覇者になることは間違いないが、導入のスピードは遅いのではないかという。米Broadcomや独Infineon、米Qualcommといったチップセットの既存のメーカーはロードマップを明らかにしており、また新規参入組のAltair SemiconductorBeceem CommunicationsBitWaveComsys MobileSequans CommunicationsWavesatらは、自社の4G向けチップセットで業界地図を塗り替えようとしている。たとえば、Beceem CommunicationsはMotorolaと、LTEならびにWiMAXの両方をサポートし、さらにLTEとWiMAX間でローミングも可能なチップ「 BCS500 4G chip」をリリースすると発表済み。
In-Statのアナリストも、LTEはプラットフォームとテクノロジーに対して破壊的なインパクトを持つので競争の構図が変わって当然だと言っているようだ。同レポートには、
  • 2013年までにエンドユーザ向け半導体の売上総額は20億ドルを超えるが、それでもまだ成長サイクルの初期段階
  • 半導体で成功するのは、低ノイズ・アンプ、パワー・アンプ、A/D変換、SAWフィルター、バッテリー寿命の領域
  • 複数帯域をサポートするためにLTEのRFソリューションは受信ダイバーシティを備えている必要がある
  • LTE市場に参入するデバイスはデュアルモード
  • 2011年時点でLTEハンドセット専用チップの部品原価は125ドルを少し超えるレベルだが、2013年には約30%下落する
と書かれている。(幸野百太郎)
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